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September 12, 2005

Blue Sky Night Thunder/Michael Murphy

BlueSkyNightThunder
1975年リリース。アコースティックなサウンドをバックに、コロラドの大自然を飾らず誠実に表現した作品です。
JMさんのTB企画「JMB連携TB企画 第48弾/天高く耳肥ゆる秋」に参加です。

秋ですからね、しみじみと自然を感じる作品が良いかな、と思ってコイツをエントリーしました。

カントリー系のシンガーソングライターとしてはUSでは名の知れた存在ですね。優しい口調でそれでもしっかりと包み込むような歌声には、初冬の暖炉の炎のような暖かさを感じます。しかしながら、その美しいメロディーや詩の世界からは、木々の表面のザラリとした感触や、清流の冷たさ、砂漠の脆い赤土や砂埃がリアルに感じる様でもあります。
コロラドの自然は、きっと、美しくもあり、優しくもあり、そして時には厳しくもあり、ソコに住む人たちも神の懐に抱かれているような気持ちにさせるんでしょうね。その自然に対して、素直に対峙した瞳から見えるものが、彼の歌からは溢れてくるようです。

A面一曲目の「Wildfire」は結構ヒットしましたね。美しいピアノのイントロの後、少し憂いた感じのアコースティックギターの伴奏で歌い上げるバラードは美しさの中にも凛とした清廉な空気を感じます。
それに続く二曲目「Carolina In The Pines」は自分の奥方を唄った曲。軽快なバンジョーの演奏に、まさに空撮でコロラドの山々を見ているような、心地よい浮遊感を感じます。
正直この2曲で結構オナカ一杯♪、その後もその余韻を引きずりながら、良い楽曲を楽しめます。

この「Wildfire」は、ボクにとっても音楽にのめりこむようになったターニングポイントになった大事な作品。
「いい歌は歌詞がわからなくても意味がわかるんだよ。」日本ツアーでトム・ウエイツ(だったと思う)が場末の飲み屋で石川さゆりが唄っているのを聴いて、ズバズバとその意味を言い当てたとか。それを聴いて「そうか、洋楽も英語がわかんなくてもその意味がわかるんだ・・」と思い、その後ヒットチャートにあがってくる曲は必ず何かイメージをアタマの中に作って聴いてました。
しかし、みな遠からじ近からじ・・・
そんな時聴いた「Wildfire」。浮かんだのは冷たい風の中を駆け抜ける馬と、髪をなびかせる女の子の神秘的なイメージ。そうこの曲、猛吹雪の夜、暗闇の草原に飼い主の少女とともに走り去っていった子馬の歌だったわけです。
その後「自分のやってきた事は間違いない」と確信して、どんな曲でも何がしかのイメージをアタマに描きながら聴く様になりました。(そういった経験がここでレビューを書くのに役立っている様です。)

これから秋深まるなか、これから少しづつ温度が下がり空気が清廉としていくコロラドの松林をイメージしながら、長い夜を過ごすのも良いかと・・・

(ジャケットの絵をクリックしますと、US Amazonに飛びます。そこで試聴が可能です♪)

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Comments

こんにちは。
先ほどはうちの方にもコメントいただき、ありがとうございました。
マーフィーさん、名前は聞いたことあるように思うのですが、けっこう古くから活躍されているのですね。

試聴もさせていただきました。1曲目、いいですね~。

Posted by: shosen | September 12, 2005 at 09:48 PM

北さん、ご参加&TBありがとうございます。
とっても深い話でいろいろ思う事がありました。
ついつい消費しがちな音楽ですが、そんな接し方ではいけない、
そんなことを思った次第です。
なんだか今まで気付かなかった事に思いを馳せたエントリでした。

Posted by: JM | September 12, 2005 at 11:50 PM

>shosenさん、
コメントありがとうございます。この曲&アルバムがマイケルにとっての初の大ヒットだったと思います。その後も活躍してるようですね。
イイ曲&アルバムなんで、機会があれば是非。

>JMさん、
いつもお世話になってます。(^^
いや、なんかそんな風に言っていただくと、チョイとてれますね。でも、いい音にはいいイメージが必ずついてきます。歌モノでも、インストでも(^^

Posted by: 北さん | September 13, 2005 at 10:09 AM

最近はどんな曲にもPVというのがついていて、音だけで自分のヴィジュアルイメージを膨らませるということができづらくなってしまいましたね。
やっぱり音楽は音楽だけで成立させたほしいなと思うこともしばしばです。
浅学にしてご紹介のアーチストは知りませんでしたがぜひ聞いてみたいと思います。

Posted by: 夏庵 | September 13, 2005 at 05:25 PM

>夏庵さん、
コメントありがとうございます。
昔はPVなぞない上に音質の悪いAMラジオでしたから、いやおうなしに想像力を書き立てられました(^^;いい曲は、いろんな色や風景が見えたものでした。
マイケル・マーフィーですが、たぶん日本でヒットしたのはこのアルバムの「Wildfire」だけかと思います。でも、イイ曲です。もし機会があれば聴いてみてください。(^^

Posted by: 北さん | September 13, 2005 at 09:57 PM

稲穂が頭をたれる時期にカントリー・・・やられました。
カントリーは思いつかなかったけど、一番似合う音楽かもしれませんね。
こちらからTBさせて頂きました!!

Posted by: Musicman | September 13, 2005 at 10:55 PM

>Musicmanさん、
わはは、あんまりベタなんで、意外とみんな気がつかなかったみたいっすね(^^
これか、ジョン・デンバーの2枚組みライブか、どっちかで考えてました♪

Posted by: 北さん | September 13, 2005 at 11:39 PM

こんばんは。
ゆる~い感じで染みますね。
その昔、米国旅行中、だだっ広い何も無い道を
デッカイ車でFunkを聴きながら走っていたのですが、
だんだん吐き気がしてきて・・・
チューニングをたまたまカントリーの放送局に合わせた瞬間、
す~っと気分が良くなった(^^;という思い出があります。
こんな大地で生まれた音なんだなぁと(^^。

Posted by: califso | September 15, 2005 at 12:58 AM

>califsoさん、
どんな音楽でも様になるのがアメリカ大陸のイイところっすね(^^
ボクはカナダにいたとき、巨大トラックからGFRのAmerican Bandが流れてきて、そりゃかっこよかったすよー♪

カントリーはまさにそう、大地から生まれた音ですね(^^

Posted by: 北さん | September 15, 2005 at 01:42 AM

北さん、こんばんはー。TBさせてもらいました。
とはいえ、ごめんなさい、
この方、全然知りませんでした。カントリーの人?。

ジャケが、とても秋ですね♪

Posted by: きみ駒 | September 16, 2005 at 11:36 PM

北さん。コメント続投(笑)。
「聴いて何となく浮かべるイメージが、だいたい当たってる」だなんて、
ちょっと感心しちゃいました。
てっきり失恋の曲だと思ってたら、うきうきな内容だったりして、
「えーーそんな歌詞やったん?」てことが多い、きみ駒です。しゅん。

Posted by: きみ駒 | September 17, 2005 at 10:21 PM

>きみ駒さん、
ども、TB&コメントありがとうございます。

いやー、当たる確立なんてホントは10%にも満たないカモですヨ(^^;
でもイメージして聞くっつうのはだいじかなぁ、なぞと思っております。

秋はカントリーですよ、フフフのフ(^^

Posted by: 北さん | September 20, 2005 at 10:13 AM

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