November 30, 2006

Soul/Soul Seekers(2006/11/28)

- Soul Seekers -
-at 弁天 in 新中野 -
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ミクシの友人であるボーカリストのけんおうに教えてもらって、「Soul Seekers」のライブ見てきました。Dr.は正木五郎、Pf.が中西康晴、Bassが岡沢章、という垂涎もののラインナップ。実は数年前から活動してたらしい、全然しらなかった・・・orz

ライブがある事を知ったのは、ライブ2日前の日曜の夜。けんおうに会ったときに教えてもらった(けんおうサンキュ)。大好きな「Wait A Little While/Patti Austin」が得意のレパートリーと言う事もあって、迷わず新中野のライブハウス「弁天」に出撃。
ビールを飲んでぼーっと開演をまってると、けんおうがやってくる。特に約束してたわけじゃなかったので、顔を見ることができてちと嬉しい。

歌を唄うRoomer(マル)さんは、実はとても若いらしい。でも唄いこんだようなしっかりした歌唱は十分な迫力で、バックミュージシャンに負けず自分の世界を作り出す。
Patti Austin、James Taylor、Chak khan、AWB・・聞き覚えのあるナンバーが連発。しばしのタイムマシンの演出にビールの酔いが1.5倍。
知ってるナンバーは思わず唄ったりもする。(迷惑な客や・・(^^;;;)

70年代は自分の音楽の原点であり、自分の一番確かな音楽的な土台でもある。ボクの前後世代やそのひとつ上の世代の腕のあるミュージシャンの方々がこういう形で70年代の音楽を演奏してくれる機会を最近多く見受け、ボクにとってはまったく幸せなことだと思っている。

今日みた「Soul Seekers」
荻窪RoosterでIslay Bro.をよく聞かせてくれる「Zebra Brothers」
荻窪RoosterでAretha Franklinを聞かせてくれる「菅波ひろみとDa Groove Makers」
元STSのクンチョウさんのユニット「Quncho & Chuji」
KanaeさんのステキなPops Unit「LaidbacK」
今のお気に入りはこんなもの。
じつは、まだまだ他にもあるらしい・・・

80年代に打ち込みが幅をきかせた頃から音楽から離れて、今までまったく音楽とは関係のない世界で暮らしてた。最近またこの世界に戻ってきて、あの頃の音楽が脈打ってるのを見て、ちと幸せな気分っす。 生きてて良かった、つうのが大げさではないワ(^^

(尚、写真はSoul SeekersのBlogより無断借用(^^;そのうち自動的に消滅するかも・・(w )


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January 15, 2006

近藤ナツコ with 赤石香喜(2006/1/14)

-近藤ナツコ with 赤石香喜 -
-at Rakuya in Kouenji -
20060114Nats2

今日は高円寺の「楽や」に、近藤ナツコさんのライブに行ってきました。

近藤さん、OLから歌手になり、実力派としてがっちりその地位を確立した本格派。
自然な果実の甘さのようなシュガーボイスが、ココロのヒダを優しくなでてくれる。聴けば心地よい甘さに支配される、ステキな声の持ち主なのです。

今日はキーボードの赤石香喜さんとのデュオ。控えめだけどしっかりと支えるピアノが、いっそう近藤さんの歌をぐっと前に押し出してまいたよ。いい伴奏だった。

以前blog上で、ボクの中の基準で「聞いてて風景や情景が浮かぶ曲がイイ曲だ、それが具体的であればあるほど・・」と言ったことがあります。
今日の近藤さんの唄は、そういう意味でホントに最高のものだったと思う。
コブクロの、タイトル忘れたけど石垣島(?)を唄った歌のカバー。自分の後ろに海や反射する陽光や森の木々が色鮮やかに見えたような気がした。
近藤さんのオリジナルのラブソング、確かタイトルは「Good Night」。泉のようにあふれる相手への想いと、眠りにつく相手を見る優しい視線が、直接ボクの感覚の中に流れ込むようだった。ボクはもしかすると、一瞬、この歌に恋をしてしまったかも知れない・・


日本語の歌詞って言うのはホントに強力で、使いようによっては毒にも薬にもなるみたい。なにせ、余計なフィルターを通さずに、たくさんの細い触手が、直接スルリとココロの中に入ってきてあちこちを快く刺激する。
つい最近、mixiの日記で「ココロが動かない」なぞとたわごとを言ってたボクだけど、今日は少しだけ揺れたような気がするですヨ・・・

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December 12, 2005

(Latain Fusion)/松岡直也&WESING(2005/12/11)

-松岡直也&WESING-
-at Sweet Basil in Roppongi -
20051211WESING1

Long time no see you, how have you been?

「ほんとに久しぶり、25年前に会ったきりだったネ。
どうしてたヨ(^^」

あの頃とは少し違って、少し年輪を増した様に見えるけど、それも今日は心地よい・・
WESINGの再結成ライブを見て来ました。

20051211WESING2
場所は六本木スイートベイジル。20:30からの2nd Stage。

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メンバーはこんな感じ、
-松岡直也:pf、
村上”ポンタ”秀一:ds、
高橋ゲタ夫:b、
和田アキラ:g、
ペッカー:perc
ウィリー・ナガサキ:perc、
エリック宮城:tp、
西村浩二:tp、
中川英二郎:tb
土岐英史:sax、
近藤和彦:sax

主要メンバーはずいぶん雰囲気が変わりましたね。アキラさんは髪の毛グレーだったし、ポンタさんはさらに貫禄ついた感じだったし。ウィリー・ナガサキもいいオッサンだ。土岐さんも渋みを増したですかね。
出音も年輪を重ねた感じ。25年前の切れや燃え盛るような熱さは無いものの、こうこうと燃えるコークスのような内包された熱さと、音の厚みと柔らかさを感じる。

ライブ盤などでおなじみの「Theme」から始まる。「Disafio」へと続くながれは往年のWESINGそのもの。その後は「Wind Whispers」~「The Show」あたりまでの中からの選曲が中心にステージが進む。やはり"WESING"の名前を意識してるのかな?"松岡直也"もしくは"松岡直也グループ"のクレジットになってからの曲は少ない。

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今日の主役はホーンとパーカッションかな?

ペッカーは相変わらずごきげんモード、ウィリーが熱く熱く攻めてくるのに呼応して受け止めるかの様な懐の広さも感じる。

ホーン・セクション、ペットの二人がかっこいい。管楽器は門外漢なので正確なことはいえないけど、いい音が出てる。若々しくて切れのある音だ。サックスの二人はそれに対して落ち着いて、その切れのある音を包みこんでいる様にも聞こえる。芯の強さと広がりを感じさせる、いいホーン・セクションだった。

もちろん、それだけじゃない。

アキラさん、前半戦はサポート中心のプレイだったけど、後半は全開、「QUE PASA AMIGO」~「A MEMORY OF MAJORCA」~「One Last Farewell」~「Noche Corriend」と泣きむせぶギターが縦横無人に駆け巡る。

ゲタ夫さんのベースは相変わらずだ、身体全体が生ゴムの塊なのか、粘る・跳ねる・弾み車のように重力を増幅するかの様なゴキゲンなグルーブ。

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最初のアンコールが終わった後、会場の明かりはつき、終了のアナウンスがなる、でもだれもアンコールの拍手をやめない。5分続いたカーテンコールの中、メンバーが登場。
ちょっとお疲れの様だったポン太さんも、この曲で全開モード。最後の曲「Noche Corriend」で、ボクらを含めたお客さんもみな燃え尽きることができたのだろうか?


帰ろうとして外に出てみると、東京では初雪。星の見えない曇り空の夜、雪虫のようにはかなげな白い物が舞う中六本木の街を歩く。冷える身体の芯には、ほのかな熱い余韻のようなものが残っていたヨ。(^^

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で、今日のセットリストー!
(1曲だけ、曲名忘れちまったー!(^^;;;)

1. Theme
2. Desafio
3. Santa Monica Free Way
4.あー、曲名忘れた。ボーンがテーマ吹く、ミディアムテンポのゆったりした曲(^^;
5. A Season Of Love
6. Long Time No See You
7. Rap Out
8. QUE PASA AMIGO


アンコール1
1. A MEMORY OF MAJORCA
2. One Last Farewell

アンコール2
1. Noche Corriend

20051211WESING3


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October 17, 2005

キッコリーズ(2005/10/13)

-キッコリーズ-
-at ぐりふぉれ屋 in Noken-dai Yokohama -

20051013Kikkoris

今年Mojo Houseを見に中野ブライトブラウンに行った時にたまたま見た「キッコリーズ」。
ご本人たちの本拠地、北海道まで見に行こうと思ってたら、関東ツアーやってくれました。10月13日(金)、横浜の「ぐりふぉれ屋」まで見に行きました。
人肌ほどにほんのり暖かくて、身体の内側からしっとりとまとわりついてくるような、ステキな声のカポウさんの唄、ギターで語る吟遊詩人のような、渋くて枯れてそれでいて甘酸っぱいアルペジヲを聞かせるイケチンさんのギター、そして切ない切ない、どこまでも切ないユーちゃんのフィドル。
月並みな言い方だけど、歌の向こうに大地が見える。北海道の広い草原や、そこに吹く風、それにゆれて波のようにうごめく草たち、それをはぐくむ豊かな太陽。
「ぐりふぉれ屋」のこじんまりとしたたたずまいの中、そこにいたおよそ15人ほどの人たちは、外では秋の虫が合唱するその夜中に、キッコリーズのかもし出した陽だまりを見ていたかも・・

ついたのが9時頃だったので、その前の「sachiko&katz」の最後の一曲だけ聞いたのですが・・・
もっと早くいけばよかった・・・
ステキだなsachikoさんの声。こちらは丹沢の森の中の木漏れ日。「Georgia On My Mimd」がいつになく切なく聞こえた・・

ぐりふぉれ屋さんもヨイお店です。家の帰りにふと寄って、一瞬時空を超えて現実逃避できそうな感じのところ。
あぁ、能見台に移住したいなぁ・・

(写真左は「キッコリーズ」のCD,右はsachikoさんのCDっす)

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September 05, 2005

Hyde Park Festival 2005(2005/9/3-9/4)

-Hyde Park Festival 2005-
-at Inariyama-Koen in Sayama-shi -

(9月3日、4日と2日間のコンサートでしたが、面白かった2日目のレポートを書きます。)

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稲荷山公園は緑深い広大な緑地。森の中に公園が沈んでいる。
まだ夏の日差しがやや残っているも、木々がそれをさえぎり観衆に心地よい木蔭を与えてくれる。
細野晴臣たちは、この森の中で当時の音楽を醸造していたか・・・
野外演奏を聴くには絶好の場所で、二日目のハイドパークフェスティバルは、昨日よりやや雲がありながらも過ごしやすい空の下始まった 。

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二日目は日曜のせいか人の出足も早い。PA卓前のステージから約100mくらいのエリアは12:00頃にはほぼ一杯、その後ろの斜面にもかなりの人が入っていた。(主催者は最終的に3000人と言っていたかな?)
出演するバンドも、それぞれに見せ所のあるバンドが続いていく。

SAKEROCKは初めて見るも、よく揺れるビートとしっかりしたトロンボーンのリードと独特のユルさが、やけに心地よい。好天のなかビールを飲みながら見るにはおあつらえ向き。
アーリータイムス・ストリングバンドは西岡恭三のトリビュートをやっていた。ナゼだろう、聴いた瞬間に涙腺が緩みそうになるのは。忘れかけてた「胸がうずく」という、感覚を思い出したヨ。これが西岡ミュージックであり、彼の残した大事な遺産でもあるわけだなぁ。久々に生で聴いた「アフリカの月」と「プカプカ」がココロを揺らした。

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しかし・・・・15時ころ、ラストショウが演奏し始める頃から、天候が急変。大粒の雨が落ち出した・・・・
次第に雨は勢いを増し、地面を打つ雨粒は泥を跳ね上げ、ステージに向かうコンクリートの通路は川の様になり、木蔭でも傘がないと、あっという間にシャワーを浴びたように髪がずぶぬれになる。

ボクらは、比較的枝の濃い木々の陰に避難する。その後も、底の抜けたような雨は勢いを弱める事は無かった。地面を洗い流すかの様な雨は降り続き、空しく響く演奏を、激しく傘を叩く雨音をバックに・・・ 僕らは、途方にくれていた・・・・

結局、これほどの大雨を想定していなかった僕らは、雨具の上からも染み込む雨に負け、一時退避する事とした。
駅の中は雨を逃れようとしてきた人たちでごった返していた。一部あきらめて帰っていく人たちもいる。あぁ、最後まで何人くらい残っているかなぁ・・
隣町で少し食事を取り、最後の佐野元春と細野晴臣だけを残った体力振り絞って見る事になった。
佐野元春のステージは19時20分頃から。18時40分にラーメン屋を出る頃にも、雨は弱まる気配など一分も見せなかった・・・・

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20050904sayama3
稲荷山公園の駅に着いたのは、19時10分位。そこで様相が少し変わり始めていた。駅の改札を出ると傘を差さずに歩いている人もいる。雨具を着ればそれほど気にならない程度まで雨が弱まっていた。100%信用できなかったものの、「頼むからこのまま天気が持ってくれ」と祈りながらステージに向かう。

ちょうど転換の時間帯だった。最初にシートをおいてあった場所に戻る。ドロだらけのシートはまだら模様になり、もう地面との境目もわからない状態。それでも雨はこやみになり、音楽を聴くには差し障り無い。

佐野元春のステージが始まる。濡れそぼった観衆も皆ステージに視線を向ける。佐野さんの粋な計らいで、セットリストが直前で全部変わる。晩夏向けの爽やかなセットリストをやめて、身体を動かせるようなグルービーでファンキーなダンスナンバーが続く。雨で冷え切ってこわばった観客の身体も、彼らの演奏を聴いて芯から熱を取り戻す。みんなからだを揺らしてるよ、みんなの体温があがっていくよ、
凄いよ、こういうのをプロの技と言うんだろうな。ボクも少し離れ気味だったココロが、完全に音楽に戻っていった。

そして転換の時間帯、異変に気づく。
虫の音がきこえる。
雨がやんでいるヨ・・・・・・

周りをみてもうひとつ驚く。
観客の数がほとんど変わっていない。
ボクから見える限りは人で埋まっている・・・
みんな、ドコにいたんだい?

そして、細野晴臣の演奏が始まる。HOSONO HOUSE。アコースティックな編成で細野さんがとつとつと歌いだす。静かなMCをはさみながらユックリと時間が進んでいく。細野さんの包み込むような暖かい声と高田漣の銀糸の様に静かにきらめくスチールギターがよく絡む。語るようなアコースティックベースのベースラインがブラシのドラムと会話する、アコーディオンが銀粉をふりかけるように音をちりばめる。
少し霧に煙ってぼけるながらもふわりふわりと色を変えるステージのライトが、幻想的に見える。

気がつけば、高田漣の静かなスチールギターと虫の音が競演している。
少し霧に煙った幻想的なライティングは、森の精気が全てソコに集まっているようにも見える。
狭山の森は昔の住人の帰還を祝福しているのか?
ただただ、優しい時間が過ぎていく、
ゆっくりゆっくりと過ぎていく、

最後の曲「STELLA」が流れる。
“Twinkle Twinkle Twinkle Stars・・・・・”
雲の上の星たちは、今まさにそこに下りてきていた・・・

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エピローグ:
帰りは皆濡れてた事もあり、車で帰った。高速を走り始めると、前方の視界が不十分になるほど、大粒の雨が激しく降る。狛江から世田谷に抜ける道もいたるところで冠水し、ウチの車も生まれてはじめての水浴を楽しむ(?)。
帰ってニュースをみれば記録的な大雨。
あまり、神がかり的なものは信じないたちだが、最後に雨がやんでいたほんの一時間半は、偶然とは思えない何かがあったとしか思えないヨ・・

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August 24, 2005

R&B/菅波ひろみとGroove Makers(2005/8/18)

-菅波ひろみとGroove Makers-
-at Rooster-NS in Ogikubo -

20050818hiromi


荻窪ルースターにちょくちょく出入りして遭遇した、むちゃソウルフルな歌を唄う女性。小柄な身体のどこにそんな力があるだろうと思わせるような、エネルギーの塊。

菅波ひろみさんのライブを、昨日ルースター・ノースサイドでみてきました。

たまーにノースサイドに来てたし、ゼブラブラザーズでも見てたし、どんな音が出るか少し予想はしてたけど、予想以上に濃ゆくて、湿った感じの質量感があった。
上手い、というよりか、それ以上に情念をこめて訴える感じの歌唱。歌の意味をかみ締めながら唄っているのだろうか。湿った空気を媒介に、その思いが伝わるかの様だ・・
アレサ・フランクリン、スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ他にもソウルフルな唄もの。「Love's in need of love today」のあのアレンジはチョイと意表をつかれておもしろかったな。「I Wish」も「What's Going On」もやってくれたし、うれしかったな。満席の客席も皆揺れてた、踊ってた。

バンド構成も面白かった。
ベースレスでKeyの人がフットベダルと左手でベースラインを弾いてた。思ったより切れがあり、ベースの不在をあまり感じさせない。むしろグルーブがマイルドになるメリットもあるのか?諸岡大也さんと言う人。初めて聴く人です。若手だけど雰囲気があっていい感じのピアノを弾きます。

ドラムは小野秀央さん、ギターは北川涼さん、ハープ・ボーカルにKOTEZさん、文句のない実力派の方ばかり。

最近いろいろと機会があって、小野秀央さんの過去の音源を聴いたり、生で見たりする機会が多い。
小野さんのドラムがすごく気になる。専門でないので詳しいことはわからないけど、微妙なダイナミクスの変化のつけ方とか、独特のタメとかが生み出す、力強くも繊細な表現力のあるドラミングというのか?トラべりンバンドの相棒であったジュリアンさんと長いあいだやっていたのが影響しているのか?と邪推してみる。
ジュリアンさんのベースは本能的で、音がでっかい塊で「ちぎっては投げ」でぶっ飛んでくる感じ。最近小野さん+ジュリアンさんのリズム隊でやった最近の音源(90年代?)を聴いたけど、この個性の組み合わせがいい感じでもつれ合っている。生で聴いてみたいヨ。

涼さんも、ギター弾いてないときの人懐こい笑顔と、プレイしているときの雰囲気のギャップが凄い。(もちろんプレイも老練の味の鋭さ・・)プロの側面を見せてもらった様な気がした。

KOTEZさんの唄もすばらしい、昨日はハープよりも歌を楽しませてもらった。ひろみさんとの絡みのデュオがもっとあればよいなぁ、と思ったりもした。

終わった後は、小野さんにCDにサインをもらう。快く応じてくださる。とてもイイ方でした。ひろみさんにも握手してもらったヨ。ミーハーだけど、観客としてはこういう一瞬がとてもうれしかったす(^^

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August 02, 2005

R&B/ジャマーバンド(2005/7/30)

-JAMA BAND-
-at Jirokichi in Koenji -

mixiで知り合った方に「アニキ」さんと言う方がいらっしゃいます。実はこの方、70年代の関西ブルース・R&Bシーンの渦中にいらっしゃった方で、色々と当時のお話をそのときの熱さそのままにお話してくださる、ボクらにとっては語り部のような大事な方なのです。
そして「アニキ」さんはむっちゃ渋いギタリストでもある・・
7月30日(土)Jirokichiにて催されました「入道 with 歌う友達」に「アニキ」さん率いるジャマーバンドが出演しました。

「ひっさびさに入道さんをみたいなぁー」と思っていたら、mixiの友人の日記で「7月30日(土)のJirokichiはおもろいデェ~」との「アニキ」さんのコメント。それならば是非行かねば、と万障繰り合わせてJirokichiへGO。

この日は入道さんのバースデーライブと言うことでいろんなゲストが出演、
入道さんのお弟子さんで、CDレコーディング中の若手Vo.のSweepさん、
昔の入道さんのお弟子さんで、今はヤイコのプロデューサーの片岡大志さん、
Jirokichiのスタッフで、若さ溢れたプレイを見せる金井貴弥さん、
そして、和歌山から来たムッチャ楽しいR&Bバンド「ジャマーバンド」!

20050730JamaBand
とにかく楽しめました(^^
ボーカルの小野田金司さんがむっちゃ面白い! 黙ってればコワモテの風貌も、しゃべりだすとちょいと関西芸人の風格?ギターの川端(弟)さんとの掛け合いは、ボクを500kmはなれた故郷にワープさせてくれたデスネェ。
川端アニキさんと弟さんとギターが2本ですが、この音色のコントラストがイイなぁ。シャープな弟さんのテレキャスと少し太めでギョロっとしたアニキさんのストラトの音が交互に耳に入ってきて面白かった。えっと、技術的なことはよー書きませんが(^^; 結構ワイルドで泥臭いプレイが、小野田さんのグイグイ前に出るボーカルと3人でステージのフロントでお互い煽り絡んで飛び回ってたようでした。
で、ヨガ小林さんのエレピがその対極で、美しくもイトオシイ。ファンクなプレイの中にも何かキラリと光る宝石が転がっているようですな。一度ソロを聞いてみたいなぁ。
で、一番印象深かったのがヤギウさん・イカテンさんのリズム隊。一番身体が動くエッセンスだけを抽出したようなシンプルさに、憎らしいほど身体が自然にグルーブする。あぁ、リズムで身体が動くってこういうことなのかぁー、と改めて思ったデス。

歌のネタは和歌山のローカルネタが多いですが、そういうのはぜんぜん気にならない。むしろそういうネタでバンドメンバーと一緒に楽しめる事がとてもステキなのです。愛や人生を唄うのもよいですが、やはり演ってる人が本当に「楽しい!」と思えることは、聴いてるほうも楽しいモンです。(あ、もちろん小野田さんのサービス精神満点のエンターテイメントがあっての事とは思います。)

つうワケで、Jirokichiでの受けは上々、また東京進出をもくろんでらっしゃる様です。来たらまた行かなくちゃ。つか、和歌山まで見に行きたいワ(^^;

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July 29, 2005

日比谷カタン、キキオン、ヒネモス/「夏の行進宴~弦と蛇腹と管と玩具の夜~ 」(2005/7/28)

-日比谷カタン/キキオン/ヒネモス-
-at Manda-ra2 in Kichijoji -

ヒネモスの大野くんから、「アコーディオン好きなら「キキオン」いいですよー♪」と言われて、昨日は吉祥寺はmanda-la2に「夏の行進宴~弦と蛇腹と管と玩具の夜~ 」と称するライブに行ってきました。
20050728mandara2-1

で、強烈に感じた事は 「現実」と「非現実」の境界と言う事。最初に出ていた日比谷カタンを聞いてそう思ったデス。

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目で見えるものとか、
手で触れるものとか、
自分たちの感じている「世界」は、こういった直接的な感覚で認知されている物で構成されている。

じゃ「これがホントに世界の全てなの?」という疑念を抱せられる事が、音楽を聴いていてしばしある。少しだけ「現実と非現実の境界」を越える音。昨日のマンダラ2のライブはそんな感じだった。

日比谷カタンと言う人。
まあ、一言でいうとシュールなのですが・・・

ギターが上手いと言う触れ込みだった。
確かに上手い。
幻想的なハーモニーを響かせ、
ジャージーに時にはスパニッシュなフレイバーをかもし出し、
細かく煽り立てるようなリズムに、
奇妙に七変化する歌声を絡ませながら、
独特の音空間を造り上げていく。

でも、見るべきもの聞くべきものは、そのテクニックではなかったデス。
シュールな出で立ちと、少し芝居がかった万華鏡のようにコロコロと変化する歌詞と声。それが全く違う世界へとボクをいざなう。
前述のギタープレイがそれを支えるウツワ。ウツワの中には強力な酸が満ちている。その中にカタンが奇妙な歌声で唄いながらズブズブと沈んで、一抹の煙を上げながらドロドロに溶けていく。ウツワの中をのぞくと、酸の中から溶けたはずのカタンがニヤリと笑う・・・
今思い起こすとそんなイメージだったと思う。

カタンの歌を聴いて引っ張られていったのは、確かに全く自分の知覚外の「非現実」の世界。境界を一歩越えたあたりだったと思う。
直接的な知覚では感じる事ができない、なにか落ち着きのないふわふわした世界。真っ暗で何も見えないじめじめした地下室で空中に浮いているようなそんな感覚。しかし、なぜか居心地がよい・・

音楽は極論してしまえば、現実外の空間だと思う。何かを模した擬似現実であったり、完全な非現実であったり。
一曲ならば5分、LP一枚なら40分、ライブ一本なら2時間、そういった現実外の世界へ行く往復切符なのだろう。帰ってこれる、とわかってるからその刹那が楽しめる。

擬似現実や非現実に行く目的は人それぞれだろうけど、現にこういった「非現実」は目の前に存在し、それを否定する事はできない・・

20050728mandara2-3
で、次に登場したのがこのキキオン
日比谷カタンの濃い世界を堪能した後に一抹の清涼剤。
少しアンニュイな女性のボーカルに、優しくアコーディオンが絡み、スキップするようにアコースティックギターが寄り添う。3人だけなんだけど、やはり皆が同じグルーブを感じて同じ高みに上って行こうとする。これは以前にLaidbacKを見たときもそうおもったんだけど、人数が少ない事でリズムやグルーブを出す事にハンディキャップは無いんだと。
キキオンの場合はラテンやスパニッシュを意識したリズム作り。シンプルだけども、ひとつひとつが楔のようにココロに刻まれるリズムに、木管楽器のように優しくも憂いのある歌声がとてもマッチしてたデス。
黒い大きなアゲハチョウがひらひらと飛んでいく、そんなのが見えたのは僕だけですかネ(^^;;

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トリはヒネモス。この日は11人のフルセット。全員そろってピアノ付きは久しぶりにみるかなぁ。
相変わらずココロの中に忘れた童心をくすぐられる演奏。
「夏の印画紙」「象海を渡る」なんかの以前からやってる曲は、アンサンブルも固まっていて、重厚でかつメロディーがぐっと浮かびあがる名曲になりつつあります。新曲も幾つか演ってたですね。これもいずれ練りに練られて名曲となっていくのでしょう。大所帯を生かした重厚なアンサンブルは魅力です。

暑い夏の夜、しばしのナチュラルトリップで涼をとれた夜でした(^^

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June 30, 2005

Jazz/Duo-DNJP in 高槻Jazz Street(2005/5/3)

去年から通ってます「高槻Jazz Street」、街全体がライブハウスと言うスケールのでっかい催し物です。
今年で2回目、前回とは違いスケジュール表を見ずに飛び込みでいろいろ見て行く事にしました。

20050626TakatsukiJazz01
まずは城北通りのJKカフェに突入。ココで見たのが名古屋の「キャオロジー」いうアコーディオンをフィーチャーしたジャズカルテット。アコーディオンの青木さんがピアソラやリシャール・ガリアーノ(どちらもこのライブで初めて知った名前ですが・・(^^;)が好きだと言う事で、フレンチ色の濃い演奏でした。その演奏が終わると「2時間後にソプラノサックスとアコーディオンでデュオをしますー♪」と言う事で、ちょいと興味があって行ってみました。

20050626TakatsukiJazz02
このユニットが「DUO-DNJP」、先の「キャオロジー」のサブユニットとして名古屋で活動中との事です。で、これがビックリ。アコーディオンと言う楽器がこんなに表現力豊かで悩ましい音を出せるのか、と全くの新しい発見!ソプラノサックスとの相性は抜群で、涙が出るほどアンニュイで切ない演奏でした。
演奏したのはピアソラのタンゴ系のもの、リシャール・ガリアーノのちょいとジャズっぽい曲、そしてスタンダードで「Someday My Prince Will Come」と「Spain」。
デュオの演奏の醍醐味は、お互いに離れ・寄り添いながらも同じ高みにシンクロしながら登っていくそのエスカレートしていく姿です。このデュオの音を聞いていると果てしなくドコまでも登っていけるような感じです。ソプラノの松本さんのメロディーが煽る煽る、すごい疾走感を持ちながら切なく唄い上げるメロディーラインを、泉の様に湧き出る甘い青木さんのアコーディオンの音が、時には包み込み時には後ろから押し上げながら、高く高く舞い上がる・・・
しばし時間を忘れて楽しませて頂きましたです。(^^

友人に言わせると「アコーディオンとサックスの相性はあまりよくない、けどソプラノだけは例外ですごくマッチする」と言う事。音域の関係だそうです。そういえばフィドルとアコーディオンはすごくマッチするよなぁ、これと同じ理屈かナァ・・

まあ名古屋の方なんで、今後そうそうお目にかかれないですが、極タマに東京にも来るらしいです。(^^; また見たいナァ・・・

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June 04, 2005

Pops・R&B/LaidbacK (2005/06/03)

-「LaidbacK」 藤澤由二(pf)/小川浩史(Eb)/井筒香奈江(Vo.)-
-at TUBO in Chitose-Karasuyama -
20050603LaidbacK
LaidbacKのライブ行ってきました。

Vo.は井筒香奈江さん、Pianoは藤澤由二さん、Bassは小川ヒロさん。

相変わらず最高です。3人とも凄い技術を持った人達なのに、ちゃんと聞き手のために弾いて歌ってくれる。いつもどおり70年代~80年代のポップスを3人の色にアレンジ。
今日のステージである千歳烏山の「TUBO」のシンプルでウッディーな雰囲気ともとてもマッチしてました。

Vo.,Pf, B、のトリオですが、決して「ピアノの歌伴にベースがバックアップする」っていうのではないです。そんな単純なもんではないです。

いつも思うんですけどね、3人でなんでこんなふくよかな表現が出来てしまうんだろう・・って。

グルーブを追うということに関しては、決して誰にも寄りかからない。3人ともがグルーブメーカーになって、そして3人とも同じものを見ている。

きっと、3人ともひとつの曲に対して同じイメージを持って演奏してるんだろうな。どういうコミュニケーションをするとこういう事ができるのだろう?言葉でさえ十分に伝えられない事を音で理解しあっている。

ホントにバンドがひとつの生き物のようにも思える。3人だけど「足りない」と思わせる音は何も無い。

今日は酒を飲んでるワリに、とても冷静に聞くことが出来ました。色々と為になりました。

そいえば、LaidbacKで由さんの生ピは初めてでしたね。香奈江さんが前からお勧めだったのが良くわかります、良かったです。ライブハウスの音響特性のせいか、とてもきれいでクリアなピアノの音だったし。またひとつ由さんのイイ所を発見したような気分です。

いつもどおり、メンバーの方々フランクでフレンドリーな方ばかりです。終わったあとも色々と楽しくお話しさせていただきました。

また見に行きますから、ヨロシクお願いしますネ。(^^;

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«春一番2005 at 服部緑地野外音楽堂(2005/5/4)