Mojo House & King Joe with Fire大道 (2004/06/13)
-Mojo House & King Joe with Fire大道-
-at Wood Stock-

いつもお世話になっているライブレストランWood Stockは、荒野のど真ん中ポツネンと建つ一風変わったライブスポットです。四方地平線まで見渡す限り野原と雑木林のみ、夜は月が蒼くてとてもきれいです。きっと房総のタヌキが人を化かしていて、ライブを見た人が夢心地で寝ていると、翌朝は何もない荒野で一人寝ていた・・・なんて事になりそうです。
そんなWood Stockで週末行われたライブは、房総のタヌキが見せてくれた夢の様でもありました。北海道からやってきた男くさいアコースティック・デュオMojo Houseと、千葉の誇るエンターテイメント・ブルースバンドKing Joe(ゲスト:ファイアー大道さん)です。
King Joeは、地元成田の雄カモNeggyタカヒロさんが率いるブルースバンド。その燃えるようなパワー全開で、観客席をも巻き込んでおおいに盛り上がります。サービス精神満点のカモさんのMC、ステージ・客席関係なく所狭しと吹きまくる白庄司さん(関西人のワタシとしては、関西弁を操る白庄司さんに親近感が・・)、叩いてる姿さえ感動を覚えるのに最後には隠し芸まで飛び出す中山さん。それでも実力は折り紙つき、聞いて良し・見て良しコストパフォーマンス最高(?)のバンドですねぇ。そんな男性陣と対照的に「安定感抜群、ベーシストの中のベーシスト」の根本まさこさん、「ハーモニーを支えるバンドの陰の大黒柱」あぷりこっと・じぁむさんの女性陣ふたりは静のイメージ。このバランスが絶妙というか、なんというか・・・ 途中ゲストで女性ブルースギタリストの一人者ファイアー大道さんが入り、得意の「Hoochee Coochie Woman」を演ったところで観客席の盛り上がりが最高潮!
個人的には中山・根本の巨大杭打機のような強力リズム隊がFavoriteであります。(太くって力強いけど、むしろその「間」が生きている感じ。)
ワタシがブルースに興味を持ち始めたのもKing Joeやファイヤー大道さんを見てからです。自分にとっても原点ですのでまた機会があれば見に行きたいです。
後半は北海道からやってきたMojo House。苦味ばしったボーカル/ギターの佐々木新さんとギターと、バイオリンまで弾いてしまう癒し系の鈴木”YOU”さんのデュオです。
バンド名から渋ーいブルースやるのかなと思ったら、それだけでなくバイオリンとの絡みでラグタイムっぽく演ったり、チャックベリーのR&Rナンバーが飛び出したりで、時間を忘れてずいぶんと楽しみました。アップテンポのナンバーをやると、ギター2本とは思えない音の厚さで聞く方を圧倒してましたが、全編にわたって佐々木さんの太くってそれでいて絞り出すような切ないボーカルが場の雰囲気を支配していました。それに絡むような優しくてやるせない鈴木さんのバイオリン。周囲何もない房総の荒野の一軒屋で、ここだけ暖かい灯がともっているような安堵感を覚えさせてくれました。先日見たLaidbacKでも感じたことですが「唄は人の声で伝えるもの」そんな普遍の理をまさに体験した夜です。
北海道と千葉の荒野のイメージや、Wood Stockの木の壁の雰囲気が妙にマッチしたバンドでした。年の半分はツアーに出ていると言うことですので、次回も是非またWood Stock来てほしいです。また名曲「Love&Beer」と「給料日」を、酒をたらふく飲んで聞きたいですなぁ。
夢心地の日曜の夜、前日睡眠時間2時間で寝不足/持病の腰痛が悪化していなければずっと朝まで居たかったです。(せっかく翌日有休とってたのに(;_; )ホントに残念、残念・・
翌日月曜の昼、タヌキの幻術が切れたワタシは、ふと気が付くとオフィスでパソコンのキーボードを叩いてましたとさ。(^^;;


Comments